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医学的所見の検査してない?そりゃ支払拒否の理由になるわ!!

今度のエリートプラスでは、交通事故案件においてどんな施術を行うから前に、医療記録の一環としてどのようなことを記録し、同時に何の検査をするべきか?を説明して行きます。

沿って説明するのは、これまでくばりっぱなしで説明が詳細まで行き渡らなかった「神経症状表」を使用します。

施術にあたり検査をしてますか?

柔道整復師には診断権はありませんが、「評価権」として患者を観察することは許されています。
診察には「視診」「問診」「触診」の三大診察がありますが、 診察という言葉を使わないにしても同様の患者評価は必要になってきます。

なぜ必要かというのは愚問かもしれませんが、施術を行うに至った経緯を記録しない・・・これは公的保険を利用するに関しては、致命傷となる可能性があります。
なぜなら、公的であるがゆえに、使用するに当たっては根拠が必要になってくるからです。

思いっきりくだけた表現をすれば、免許を持った医療従事者が医学的根拠のないままに施術を行う・・・これでは、街中の揉み屋とやっている事が変わりません
せめて必要なのは、患者さんがどのような症状を訴えていたか?の記録でしょう。

交通事故の事案で問題なのは、どのような 記録を残すべきかがわからない

これは仮にググったとしても、なかなか行き着かない問題だと思います。
自賠責保険の運用を厳しく審査管理する、自賠責損害調査事務所もう公にはしていません。
なぜなら交通事故は、民事損害賠償の性質を持ち合わせるので「どういったことを審査しています」ということを公表してしまうと、それを逆選択して、作為的な書類が出来上がってしまうからです。

つまり不正防止のためなんですね。

なので「交通事故セミナー」とか受講しても
「必要な事だけ書いて、余計な事は書かないで下さい」とかしか言われない・・・
これ、私に言わせれば講習フィーボッタクリですよ。
知らないクセに、知ったかぶって交通事故語っているのは、3流回答にそのレベルが出てきます。

ただ、本当に交通事故の実態を知っている人間であるならば、その経験値と集まった分析データで持って、公表されていないとしても、何を言わんとするか?の答えが出てきます。
それが私が昔所属していた NPO だったのです。

事故被害者の不幸は、 そのデータを・・・

俯瞰的かつ実態に則しての活用を、行っていないケースが多いこと。

どうしても人間は立場的に、強弱あれど変更した思考パターンが出来上がります。
それは時に、どうしてもフィルターが入って処理されてしまうことがあります
なのでどこか医学的におかしなデータが出来上がったり、損害賠償として不足していたり・・・そういったことの積み重ねが「保険会社が払わない」という、理由を増長させてしまうんですね。

私が幸せなのは、NPO時代にしっかりそのデータを俯瞰的に分析されたスキームに直接触れることが出来た事。
病院や弁護士からの医療コーディネート依頼を受けて活動しながら、自身も国家資格の勉強している際に、臨床医学と照らし合わせながら、自分なりの分析能力が出来た事。

私がNPO辞めた原因?
いくつかありますが、臨床医学としての整合性を取るための修正点を指摘したら、嫌われたというのもあるんです。

保険会社が払わないのは、医学的なデータが不足しているからかも

「保険会社はあれやこれや難癖をつけて、ちゃんと払わない」
・・・こういった声も聞こえますが、その難癖の根幹は一つですよ。
いつもの民法709条です。

あれが分かっていれば、分かってくれば、医療従事者が行うべき行動パターンがわかってきます。
それをきちんと実施すれば、 トラブルって減るんです。

え?
保険会社との対応で嫌な思いをした?
検査何したらいいかわからないし、適当にやってます・・・

・・・だからですよ!

見方変えれば保険会社の担当も、てんやわんやの中で仕事をしています。
さっさと事案は片付けたいのです。
だけど支払われない。
これは「払いたくても払えない」かもしれないですし、とりあえず払えるところからさっさと処理する」で後回しになっているかもしれません。

だから、勉強会では検査のことを話します

「今まで接骨院でやっていて、そんな検査なんか意識しなくったって払われてきた」
よかったですね今までは

だけどこの先、どんどん難癖をつけてくる可能性はあります。
その時に「検査をしているかしていないか?」は、一つの線引き項目になります。

だって本来であるならば、治療費の請求根拠を出さなければ払わなくていいというのが、 民法709条ですから。
見逃されてきたことが、「誤魔化しが効かなくなる」 ようになってきてしまうのも時間の問題だと思います。

だって、療養費が良い例でしょ?

原理原則は揺るがないのですから、 揺るがない地盤を固めるのは悪いことはありません。
むしろ今やらないで、後回しにしていると、請求記録が加算されていきますから、その記録内容での評価が悪印象で蓄積されると、後でそれを覆すのは大変です。

恋愛とは違うのですから、社会人の仕事としては「過去を覆す」のってめちゃくちゃ大変です。
なら今のうちから準備すればいいじゃないですか?

同時に医療従事者としての、医学的知識スキルも上がりますからね。

 

まとめ

・改めて神経学的所見のこともエリートプラスでやります
・交通事故以外の臨床現場でも役立つような内容で解説します
・トンデモ医学が排除されようとしているこの時代、医学的エビデンスに基づいた行動が身を助けます

・ただし「医学的検査」はある種の暴力なので、そこは実施には医学的根拠が必要になります。

・やらないんだったら、無資格の揉み屋とやってる事のレベルが変わらなくなっちゃいますからね。
免許持ってるってそういうことでしょ?

・ドクターの方が交通事故で治療費払われるのは、これを医学的にしているから。
資格の問題でもないのは、
ドクターでも否認されるときはされる

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プライムケア 杉本

株式会社プライムケア代表取締役
<国家資格> ・柔道整復師 ・ファイナンシャルプランナー2級技能士 <各資格> ・生命保険・損害保険募集人 ・EK療法士 ・ashibraⓇ認定アドバイザー

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