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「天動説」になっていませんか?①

画像は「国立研究開発法人 科学技術振興機構」のHPからお借りしました。

ちょっと難しいけど、真面目な話で今回は「天動説」と「地動説」

先に申しあげますと、私の提唱はコペルニクスみたいかも・・・とふと思ったんです。

そもそも「天動説」と「地動説」

過去、信仰の問題もあって、宇宙の中心が地球という考え方で、天文学を整理していました。
天が動くのであって、それが絶対に正しいというやつですね

しかし、その理論に矛盾点を感じ、整合性を取るためにある男が現れます。
それがコペルニクスであり、彼は全く逆の「いや、地球が回っているんだ」と地動説を提唱します。

結局は、過去からの考え方を理論的に曲げない老○だらけの学会は、「神への冒涜だ」として糾弾しますが、現在となっては「地動説」で正しいとなっています。

人は経験を積むと、過去を振り返られない?

結局は、自分の積み上げてきた事が優先として守りたいが故に、アップデートが出来ない方は現在もおられます。
これは心理学者の方とかに解説して貰えば適確なのでしょうけどね。

ただ、歳をそこまで取らなくてもアップデートが難しい場合があります。
それは、アップデートに至るべき
・実体験

・そこからの情報の獲得
が圧倒的に不足しているのです。
これを交通事故に置き換えてみましょう。

交通事故の天動説

①患者は治るまで治療を続けるべき
②任意一括請求を結んだら払わなければならない
③交通事故はボーナスだ
④なんで保険会社にとやかく言われなきゃならないの?
⑤交通事故は自由診療。なのでこっちの料金で払われて当然
⑥認めない保険会社が全て悪い
⑦いかにランニングを増やすかがカギ。療養費から自費シフトもあるし
⑧患者は困っているのだから、救済してあげればいい

などなどになります。

私は、この世界に蔓延る「天動説」を知ったときに、愕然としました。
だって、私も交通事故被害者で痛い思いしましたが、徒手療法の恩恵にあずかることで、随分と救われたからです。

だけどそれは私の運が良いだけで、この天動説を振りかざすと、損害賠償事態が崩壊しかねなく、下手すると患者が2次災害に遭いかねないからです。
実際に、交通事故の医療コーディネートしていると、この医療業界全体に蔓延る天動説で、被害者が困っているのは何回も見ています。

そして、面白いことに、医療従事者が「問題だ」としているポイントの多くは「天動説」に基づいている

それを「地動説」に変えれば良いのに・・・と、いつも思うのです。

ちなみに「地動説」の中心は「保険会社」ではありません
事故被害者本人です。

なので、その分、解決の責任も被害者本人にある。
これは、法治国家である日本国内であれば仕方の無いこと。

では地動説的に解説しましょう

以下、上記の典型的天動説を、地動説に置き換えて、解説します。

①患者は治るまで治療を続けるべき
「ケガを負ったら、ずっと治るまで治療をすべきだろう!」というのは一見はごまっとうに思えます。
しかし、損害賠償の制度上では「治るまで」としていません

その為に一定期間としますが、保険会社のよく言う3ヶ月で設定されている訳でもありません
一部の医学論文を引っ張った理論であり、単に「支払には治療必須を証明しなければならない」とした民法709条の因果相当関係の立証責任を、逆転用したケースです。

つまり、払われるための理由が理論崩壊している場合に、そこを突いてきて「打ち切り」とするのです。

地動説的切り替え:としては「治療が必要なら、医学的根拠に基づいて立証すれば良い」なので、その切り替えをすればいい。

「治療費の入金がメチャクチャ早くなりました」という方が行ったことは、地動説的に証明に事足りたからです。

②任意一括請求を結んだら払わなければならない
完全に天動説です。
そんな規定はないのに、自己都合解釈しておいて、払われない時に感情を荒げるオカズにしてはいけないですよ。

そもそも、任意一括請求は、単なるサービスで自賠責保険への請求も含んだ窓口になっているだけ。
義務にも無いし、協定結んだら無条件でカネを差し出すという理由も無いです。

地動説的切り替え:保険会社は単なる窓口であり、支払は法的・制度的根拠がなければ払われない。
任意一括請求というのは協定であって強制ではない
従って、思い通りの対応をしないからといって、感情を荒げてはいけない。
むしろ、どのように事実を伝え、医学的に証明して認定させるか・・・?と、私なら腕がなります(笑)

続きます
勉強会はすべて「地動説」を、エビデンスもって説明させ頂いています。

※勉強会は、長時間になります。
是非、普段着でどうぞ。スーツ着用は勧めません(笑)

※「特別カリキュラム:医師診断を否定した自賠責保険の判断への分析と対策」はアドバンスコースで行います。

※ベーシックコース終了後の19時から「ashibraⓇ体験会」を行います。
ご希望の方のみ、時間の許す限りashibraⓇを、体験されてみて下さい。
『S03』と『AIR』を持参します。

======================================
『医療従事者のための交通事故勉強会2019:柔整師向け』

横浜ファースト:2019年6月23日(日)
9:15~11:55
横浜ベーシック:2019年6月23日(日)
13:00~19:00

横浜アドバンス:2019年7月7日(日)
9:30~16:45

※すでに受付開始

<場所>
アットビジネスセンター横浜西口駅前 602号室
神奈川県横浜市西区北幸1丁目8−4

<定員>
各会場:30名
(各最少催行人数15名)

<申し込み方法>
https://www.primecare.co.jp/workshop/
①弊社HP、もしくはFBページメッセにて案内PDFを取得下さい。
②FAXもしくは、申し込みデータをメール送信
③承り後、弊社から受付案内を致します(メールもしくはFAX)
④料金は会場にて現金にてお支払い下さい(領収書発行致します)

<メール受付の場合>
HP問い合わせフォームより
①氏名
②所属院
③連絡先番号もしくはアドレス
④取得資格
⑤希望コース
⑥同行有りの場合の同行者氏名
⑦ベーシック終了後の二次会参加希望の有無
をご教示下さい。

<料金>(すべて税込)
ベーシック・アドバンス新規(それぞれ)@22,000円
ファーストのみ一律:@10,000円
同コースの再受講:@10,000円

再受講者との同行またはペア割:@ー4,000円
(お一人当たり、ベーシック・アドバンスにそれぞれ適用)

※交通事故事案を同業者へのビジネス化されている場合は、別途加算料金を申し受ける場合がありますので、ご了承下さい。

<会場限定:書籍特別販売>
「医療従事者の為の交通事故取扱説明書:接骨院編」
@9,000円→特別価格@8,000円(ともに税込み:一人1冊限り)

<ご注意>
・撮影・録音・資料の二次使用は固くお断りします(発覚時損害賠償請求します)
・初参加の方の「PCによるノートどり」は、内容リークの懸念もある事から、ご遠慮頂いています。
・既に交通事故で商用活動(手法展開・セミナー等)されている方のファーストコース以外の申し込みは、理由回答によって参加をご遠慮頂く事もございます。
※管理人は「二次加害者」への幇助を一切行いたくないという信念がありますので、ご理解下さい。
勉強会でお会いしましょう

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プライムケア 杉本

株式会社プライムケア代表取締役
<国家資格> ・柔道整復師 ・ファイナンシャルプランナー2級技能士 <各資格> ・生命保険・損害保険募集人 ・EK療法士 ・ashibraⓇ認定アドバイザー

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