簡易アンケート機能があるのを見つけました。
第一回と言う事で、簡単な内容ですが、100名まで集計可能とのことで結果をご報告します。
なんせ、無料のシステムですので、贅沢は言えません(笑)
多くは把握していたり、参加の先生から伺っていたのですが、別角度からの分析も出来ますので、重宝する結果になりました。
1・新規交通事故患者を、受け付ける頻度はどの程度ですか?
この様に、何かしら交通事故患者さんを9割以上が取り扱うのが現状のようです。
院の形態や諸事情もあるのでしょう。
扱い数のは大きなバラツキが出ました。
2・交通事故患者を扱ううち、保険会社とのトラブルが発生する、おおよその頻度は?
発生しないという回答が6割なのは、よろしいことかも知れません。
ただしこれは、本人の「どこからどこまでがトラブルに該当するか?」の基準により、差異は出るかも知れません。
3・交通事故患者自身とのトラブルはありますか?
ほとんどが、患者との間には起きないことが出ています。
ただ、顕在化して把握しているというのが前提ですよね?
勉強会において、対患者の場合はこの「実態乖離」の点を注意して頂くように、お伝えしています。
なぜなら私たちは先生業なので、日本人の性格上においては、クレームを直接言ってくるケースは稀です。
あって把握しても、いわゆる「氷山の一角」というやつで、自分の腹に据えて、隙あらば周囲に鬱積した不満を撒き散らかすケースが、地域医療として本当に恐い。
「サイレント・コンプレーナー」の存在は把握しておくべきです。
4・保険会社とのトラブルで1番多いのは?(複数の場合はその他へ)
これは、突出して通院期間になっています。
選択複数の場合もあるので、それを修正すると
「入金」「治療期間」「健保」「整形外科との併用に関して」が各1票。
ですので「治療機関に関して」が最も多いという事実は変わりませんが、別の2つが出てきました。
「ない」が10票
これは、私の選択肢作成ミスですね。
「部位相違関係」が6票
これは、ドクターとの診断部位が代表格です。
患者が訴えている部位と、ドクターや保険会社が把握している部位との相違も含みます。
5・患者とのトラブルで1番多いのは?
実は、Q3と被ります(笑)
あえて作りました。
事例としての「ある」「なし」での記憶では出てこなくても、具体例があれば思い出すものです。
Q3では「ない」が40%でしたが、この設問では「その他」に記載しか方法が無く、ここの内容チェックしても
「ない」が26票にまで落ちました。
罠では無いのですが、整理すると「あぁ・・・」となりやすいのですね。
その他には「通院をしてくれない」というのが3票でした。
患者さんにも諸事情があるのか?いろいろあるとは思います。
「治したい」気持ちはあるのでしょうが、来てくれないことには話は始まりません。
ただ、中には「架空請求の依頼」が2票。
どこで仕入れたのか?接骨院は甘いと思われているのか?輩と思われているのかは分かりませんが、やっぱりありますね、不正請求の荷担以来。
それで、怒鳴られたりしたのかも知れません。
ここは、水心を出さないではね除けるのが正解です。
保険会社も、そんな輩患者はピンと来ますし、きたらマークしますからね。
あと、なかなかどうしようも無いよね・・・と思ったのが「病院の待ち時間」コレは医接連携先の事でしょうか?
ちなみに、私が良く紹介しているドクターのところも混んでいます。
ただ、事故外傷に理解のある先生なので、ちゃんと診てくれます。
そこは仕方無いかな・・・
「板挟み」に関しては、立ち位置により、ストレスゲージは変動します。
こういった事で、私のスタンスとして「えぇ~それは自分が身から出したサビじゃね?」となるのは
『交通事故のことならなんでも相談してください』
みたいな、知ったかぶり交通事故語りです。
・元から治療・施術に関わる事以外はそこまで知らない
・なんでも知っていると言って実はよく分かってなかった
では、後者の信頼・信用性失墜の下降落下ベクトルは、前者と比較ならないくらいに破壊力ありますからね。
単に知識の評価が「治療・施術の腕」への評価まで及ぶところが、人間の心理って怖い所です。
ということで、次回に続きます。
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