藤田氏の写真はHP「RONZA」様からお借りしました。
今回のElitePlusの内容において、1番これまでと色の違うところは何か?それは
交通事故はきっかけとして捉え、それ以外の業務を関連付けさせてもっと向上させましょう
と言う意図があります。
私の経歴を確認していただければ出てくることですが、もちろん国家資格を持ったファイナンシャルプランナーとしての知識もこれまで同様に出します。
それに加え、ちょっとのエッセンス程度であった、サービス業で出てきたビジネス関連知識のことも、過去のスタンダード3コース(ファースト・ベーシック・アドバンス)より濃くしてご提案できたらなと考えています。
正直、参加された方から来れなかった方に「なんで来なかったの?」と、悔しがらせるような場面を想像してニヤニヤしながら原稿を作っていたりします。
今回は、その中で日本マクドナルドの創業者、藤田田氏のことをちょっとだけ・・・
「ユダヤの商法」でも有名な藤田氏
先にお断りしておきますが、 YouTubeでも最近有名な炎の講演家さんのような、華々しい経歴を私は持しておりません(笑)
ただ私が社会人として得てきた糧として、20代の頃のマクドナルド経験は、現在でも様々な業務に役立っています。
さすがに退職して17年以上経ちますし、同期を含めて周囲もほとんど現職から遠ざかっているのが現実です。
けれども、同じように職を辞した人間との、ひさかたの宴で話す近況報告においては
「あの頃あの会社で学んだことは、辞めた今でも全然無駄にならない」
これは共通していると思います。
特に私が所属していた頃は、藤田氏が社長から会長になっていたり株式公開の頃ですけど、良くも悪くも藤田イズムはしっかり根付いていました。
その後の社長交代後のジェットコースターような業績に関しましては、1人の OB がとやかくいう問題でも無いし・・・あと、藤田氏のビジネスにおける有名なお話や著作物での引用に関しましては、ググればいっぱい出てきますので、そちらを参考になさってみてください。
※ただしElitePlusではちゃんとそのエッセンスを入れています
パッとググって出てくるような事を偉そうに申し上げてもね・・・
ただこれだけは言えるのは、とにもかくにも藤田氏は経営には長けていたということ。
格言の中には「とにかく金や」といった過激な表現もありますけれども、実はその裏にはしっかりと意図が隠されていたというのは有名な話です。
実際に働いていた人間の感触としては
フランチャイズではなく、直営の社員として仕事をさせて頂いていた中で、今思い返すと本当に面白かったのは、
和洋折衷な業務体制でした。
仕事のやり方・評価・業績判断・マネジメントなどなどは、もちろんアメリカのMcDonald(マッダァ~ナゥのほうね)のスタイルを参考にしていました。
しかしながら、上下左右のコミュニケーションは、どこか日本の体育会系。
いや・・・でも、コミュニケーションの取り方の分析に関しては、しっかりと本国の手も入っている?!
良いところも悪いところも、しっかり見てきていますが、役に立つ和洋折衷だったと思います。
マクドナルドは創業当時から行なっていた戦略は
創業者レイ・クロックと契約する際、経営を日本人にさせろという、常識では考えられないような条件を出して通します。
看板が「マクドナルド」になったのも、有名な話ですね。
あ・・・ 現在の店舗の多くは「マクドナルド」から「McDonald」に変わってきています。
実はこれ、藤田氏の社長在任中から行われていたことは、あまり知られていない事です。
この事は、私がハンバーガー大学でのマネージャー研修会の際の懇親会で、逸話を本部長から伺った事でしたが・・・これElitePlusで行う内容にリンクしているな・・・お話しましょうね!
(言うの忘れそうだったら、参加者さん、突っ込んでください(笑)しかし20年前の世間話を良く覚えて居るな・・・自分w)
話を戻して、戦略の一つはファンを作るということです。
そのファンをお客様として見た時に「ロイヤルカスタマー」と位置づけていました 。
このロイヤルカスタマーを作ることから、業績の好循環が生まれ、結果的に就業者満足度にもリンクする 考え方です。
ここでの注意点は、ロイヤルカスタマーが日本に古くからある「店の常連」とは位置付けが全く違うことです。
「常連が店を潰す」という言葉もあるぐらいですからね。
これらのことも詳細は、機会があれば、懇親会とかでお話しできると思います。
さて藤田氏は、著書「ユダヤの商法」で、次のように語っています
「ユダヤ商法に商品はふたつしかない。それは女と口である」
これは元を返せば世の中にタダで商売の根底には、これに密接につながっている欲求を満たすこととリンクしているから。プラスアルファとして、子供にもつながる戦略を用いていました。
そう、ドナルドマクドナルドとかのキャラクターを確立し、郊外店舗においてはプレイランド等を作るなど、明らかにファミリー戦略を出していました。
日本マクドナルドならびにWEBRYさんからお借りしました。
これはただ単に、他がやっていない家族向けのサービスを提供することで現在の売上を上げよう!
というような目的「だけ」ではありません。
習慣的にマクドナルドを利用することにより、その子供が大人になって、自活するようになってマクドナルドを利用する。
さらに自分の子供をまたそこからマクドナルドに連れて行く、そのまた子供が生活の中にマクドナルドがあるという経験をする。
そう、単なる短期的な金儲けだけではなく、中長期的な文化の構築をしていたのです。
私が勉強会の目標の一つを表現するにあたり「文化をアップデートする」実はこれも、僕の中で藤田イズムが根付いているのかもしれません。
仕事をするんであるならば、今だけ儲けたって仕方がないってことなんです。
人生80年ありますからね。
私はピンピンコロリで死ぬまで仕事をしていたいし。
反面教師もマクドナルドは見せてくれていた
マクドナルドは途中、藤田イズムから大きく変わります。
「デフレの勝ち組」などと評価されていましたが、デフレは経済では最も衰退に向かうベクトルが強い状態です。
長くは持たない。
そこでトップの交代劇がありました。その時点で完全な方向転換を行います。
マックのカフェ化です。
このカフェ化は、短期的な V 字回復を達成しましたが、脆弱な基盤しか作りませんでした。
客席にコンセントを多数設置。スタバにいるような、マック広げて仕事する?ノマド進化形のドヤラーと言うらしいですが・・・(笑)
そういった方達メインで取り込もうとし過ぎたのです。
スタバと利益回収形態が違うので、客単価低下に拍車をかけている割に、回転率も悪くなる・・・
その後も数字が紆余曲折し、異物混入問題などが勃発。
更なるトップの交代劇まで波及しました。
結果的には、現在のマクドナルドは中長期的な見込みもあり、回復に向かっています。
現在のトップであるサラ・カサノバ氏は、以前の藤田イズムまではいかないとしても、きちんとロイヤルカスタマー再構築に関連するビジネスモデルに力を入れているからです。
私が勉強会に入れているエッセンスは
私の情報発信をこれまでご覧いただいていた方は、私が過激なことを申し上げたりすることから「ちょっと怖い人」などと評価されることも正直あります。
そこは反省していますが後悔していません。
ただ同業の方として「今だけ儲ける」なんてみみっちい仕事をして頂くことよりも、
患者さんから愛されて、医療を通して地域貢献する職務
として、長期にわたり活躍していただきたい想いがあります。
だから、勉強会では
「目先の自賠責治療費120万円を追いかけることよりも、他に見るべき視点がある」
と、お伝えしているんです。
120万円の範疇での事ばかりで交通事故を語るって、私から言わせれば、2流以下ですよ。
でも実際業界を見てみると、それに反して、 自分の首をしめるって言うことが見受けられる行為ばかりだったのです。
それがそもそも私が特別知識を持っている分野「交通事故」だったので、 それをきっかけとしてお伝えしている、という背景があります。
私がマクドナルドで学んだのは、いい仕事をすれば結果が返ってきて、金銭も含め「やりがい」というプライスレスな糧を得ることでしょう。
顧客満足度は、巡り巡って、就業満足度につながります。
そのサイクルは、中長期的な業務利益サイクルを産み出します。
ただ、それだけではダメで、マクドナルドを反面教師とするような事件を参考に
・やるべき事
・やってはいけないこと
明確に業務に落とさなくては意味がありません。
まとめ
「あの勉強会がこれまでと違うのは、僕らが業界外からどのように見られているか?まで教えてくれること」
「交通事故の勉強会だけれども、なにげに治療院経営として大事なことを入れ込んで説明してくれている」
「今まで僕らの業界にこんなタイプの人がほぼほぼいなかった。だからこそ今話を聞いておかないと、次の未来はないと思う」
これらは参加してくださった方が、僕の前ではなく、僕のいないところで話してくれていた話だそうです。
エリートプラスではこのエッセンス、かなり濃くなります(笑)
なぜならエリートプラスのエリートは「大勢の中から秀でた」という意味ですから、その名の通り他とは違う医療従事者であっていただきたい思いを込めて原稿を作っています。
まとめになってないや
とにかく、生き残りたいのならばロイヤルカスタマーを作りましょう。
続きは勉強会で・・・
<医療従事者のための交通事故勉強会:ElitePlus in札幌>
日時:2019年11月17日(日) 9:30~17:00
場所:札幌コンファレンスホール
受講資格:2016年以降のアドバンスコース既受講者(再受講含む)
定員:15名(最少催行人数5名)
費用:@75,000円(道民割引適用の場合@65,000円)
支払い方法:事前(paypal / paypay)
当日(現金 / paypay)
※キャンセル規定有り
受講特典:受講後1年間有効
・有料化する交通事故対応相談質問・アドバイスが無料
・受講後の「施術証明書添削」「交通事故事案対策コンサルティング」のフォローが2回まで無料
※弁護士法に抵触することは受けかねます。また訪問の希望・必要がある場合は別途実費となります。
申込方法:2019年10月3日~より先着順
HPリンクPDF用紙よりFAX、もしくは申込書同内容項目を「メール」か「お問い合わせ」にて送信ください
※東京会場は2019年12月15日予定
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