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奈良の事件を読み解きます

はい、また「医療の皮を被った社会悪」の報道がありました。

奈良県での集団詐欺のニュースはこちら

こういった事件が起きるとSNS上では、同業のカスが起こした事件をシェアして報告。
ヒドイ・ケシカラン・こういったやつのせいで真面目な人間が・・・といった、半ばパターン化したシェアリングが起きます。

いや、起きても良いとは思いますが、シェアして満足しているだけなら、誰でも出来るし
そこから学ぶことって少ないですよね。
なので、私なりに斬らせて頂こうかと思います。

この事件のポイント

この事件のポイント
以下に箇条書きにします。
①合計で約5000万円の保険金詐欺

②男女合計41名の犯行グループで、主犯格は建設業(52)と、男が通っていた整骨院の元経営者(63)。そこから交友関係含めて41人になるが、主婦・会社員・介護福祉士もいた。

③最初の事故はH25年で不慮の事故を装い、515万円を搾取。その後も、計12回偽装して、70万円~533万円の請求を起こし、総額5070万円を搾取した。


④報酬は「加害者:40~50万円」「被害者:20~30万円」「同乗者:20万円」


⑤必ず「物損」扱いとして勧める。


⑥ワンパターンで分析されることを恐れてシチュエーションを変えるが、それが仇となり、本当の受傷により苦しむ事にも発展。


⑦保険会社に同一人物の関与を把握され、疑惑となり、逮捕に至る

となりますが・・・しかし、後に絶対にテレビネタにされるでしょうね(笑)

一番「バカじゃねえの?」と、思うのは交通事故受傷を舐めすぎているんですよ。

やっぱり関与してたベテラン柔整師

先日も、別件で自賠責詐欺で捕まった柔整師も、いわゆるベテランを思わせる年齢でした。
77歳
69歳の事例は、削除されてました(モミケシタノカ・・・?)

普通は、歳を重ねると物事の分別が出来くるもんですが、どうもこういった社会悪行為を行うのは、妙齢のオッサンが多いように思います。
その次は、開業焦ってしたけど苦しいのか、40前後。

この背景は、何と言っても「知識不足」が招いていること。
そう、私がいう「交通事故の怖さを知らない」としているやつですね。
怖さを知らない上で、この世界に入ってから
「交通事故はボーナスと思え」と、教育されてきた年代に多い現象
です。

私もオッサン化してきていますが、本当に手本としたいと思いますよ・・・「ああいう歳を取りたくない典型」として。

これ、業界は事実として受け止めて「今までのやり方が合っていなかった」とした方が良いですよ、マジで。

「一部の人間」としてスケープゴートにして、自分は悪くない・・・としたいかも知れませんが、「臭いものに蓋をする」と同様にして来ちゃったんですよ。
だから、ここまで毎月のように逮捕報道が出る。

結果、世間の目も「柔道整復師はそういうことをする人間」と見るんです。
いくら「一部の・・・」としても、慣習的に「交通事故はボーナス」としてきたんですから、それは言い逃れられません。

交通事故外傷をナメ腐っている

これ、今年のテーマである「医療をしようぜ」ともリンクしていますが、この柔整師は「外傷」をいうものを分かっていません。
だから「医療をしていない」となるんです。
外傷を診てきていれば、普通の感覚ならば出来ませんよ。

交通事故外傷を診てきていると、普通の「対人間との怪我と同様に出来ない」のは理解出来てきます。
健康保険を使用しての治療と同様では、回復芳しくない事は経験してきます。

経験年数があっても、それが理解出来ないと言うのは、患者を「診ていない」という証拠だし、そもそもの職務におけるセンスが無い。
職責があるはずなのに向上意識がないままに歳重ねておきながら、権利を主張して金をせしめる・・・
「医療の皮を被った社会悪」以外に、表現がありますか?

せめて「医療」らしいことをしていれば救いようがあったのでしょうけどね。
人間の進化の歴史上で、対応出来ない外力が加わるのが「交通事故外傷」なのですから、ハンパにやっていては治るものも治りません。

だから「医療」をする為に、金の話をする前に、制度・法律を抑えた上で「ではどんな所見を確認して、治療・施術をすすめるか?」の議論の方が1億倍重要なんです。

でも・・・それを探求することから逃げてきたでしょ?この業界。
そこは認めないと・・そして現在脂が乗り始めた世代で変えていかないと、10数年後には、次の世代で同じパターンの繰り返しになります。
マジで。

だから「文化のアップデート」は必要で、自分がそういう人間形成したくなければ、「医療」をする勉強しましょう。
金の事は後で付いてくるの。
先に金の事ばかりを考えるから、こういった事になるの。

金は結果論と分かってないと、金絡みでコンサルから騙されるんですよ。
それとか、交通事故の金で釣ってくる輩ね。

今回でも分かる保険会社のデータ活用

いつも言っていますが「ブラックリストってあるんですか?」とかのレベルじゃ無いって事です。
過去の請求は全部に残っています(基本5年)

しかも、以前から言っていますが、保険会社は数年前からAIをとっくに導入しています。
プラス、担当者の直感で怪しいところなんかすぐに分かります。

出来ないんだって、悪い事は。

それに、所属会が「保険会社と良好な関係築いています」とか、交通事故3流セミナーで「保険会社から紹介を貰えます」とか・・・保険会社の実態を知っている人間からすれば
「お花畑だなぁ・・・」としか思いません。

全てデータ化しているんだから、思し召し的な事すれば、バレるの。
担当もサラリーマンだから、柔道整復師ごときの為に、自分の首締める事なんてしないの。

「え・・・紹介貰ったよ」・・・そう・・・その案件って、本当に円満潤沢ですか?って聞きたいですね。
これ以上の事は、アンダーライティング的に、飲み会じゃ無いと言えない事ですが(笑)

勉強会でも「元損保職員さんの証言動画」を出しており、バッサリ斬ってますから。

保険会社の調査能力を舐めちゃいかんです。
まずはそこ知っていれば「交通事故はボーナス」って、思わないでしょ。

こう言う輩と、同様に思われたくなかったら

簡単です。
医療をしてください。

こういった輩の共通点は「カネ」です。
カネ絡みの話は、私の勉強会では3番目以降です。
それは、自分たちへのカネではなく、患者さんの。
賠償を潰しちゃいいけないの、生活あるから・・・やったら二次加害者だからね・・・というスタンスです。

交通事故セミナーで、どんな偉そうな事言っていても、結局は「テメエの金」に至るようなレベルの共通事項は
「受講しても、大して役に立たない」です。

では、医療するなら具体的に何をすべきか?何を計測して、何を記録して、何を医証作成するか?
勉強会でアドバンスまで来て下さい。
ヒントは提供しています。

ただし、私の知識を深部まで無条件に出すと、方程式の逆計算出来ちゃうんです。
賠償をつりあげる輩対策として、無差別に出していないのは理解して下さい。

また、弁護士・行政書士からも受講希望受けますが、断っているのは、それも理由です。

まとめ

・こういった事件の根本は「交通事故事案への知識不足」と「知らぬまま扱う文化」
・その根本を見直さない限りは「医療の皮を被った社会悪」である印象からは脱却出来ない
・経験は正直。良い経験よりも悪い経験を積めば「恥ずかしい大人」にしかならない
・なりたくなかったら「医療」をしよう!
・「医療」のやり方分からなかったら、勉強会でお伝えします

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プライムケア 杉本

株式会社プライムケア代表取締役
<国家資格> ・柔道整復師 ・ファイナンシャルプランナー2級技能士 <各資格> ・生命保険・損害保険募集人 ・EK療法士 ・ashibraⓇ認定アドバイザー

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