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勉強会にまつわる「要領をえない」えとせとら

勉強会開催は、実際にはもう6年になろうとしています。

 

その中で、有り難い事に、正しく交通事故を知って貰いたい思いも成就していますが、時々歪曲した扱われかたもする時があります。

いつのまにか「ジバイなら杉本さん」

私は、交通事故の裏表を見てきていて、何が問題で大元を改善するにはどうしたらいいか?を考えたら、医療現場における文化のアップデートでしか無いと結論づいたので、まつわる知識を公開しています。

ただ、医療従事者の悪い慣習の1つに「交通事故=ジバイ」として、何でもかんでも自賠責保険で考える点があります。

自転車の事故だって交通乗用具に関する事故ですから、交通事故でもあるのですが・・・
使う保険で、自由診療のイメージが強いせいか「自賠責保険」が先行して、ジバイジバイになっているのが現状です。

私にとっては、自賠責保険のことは、保険屋さんの業務の延長だし、損害賠償の実務の1つに自賠責保険が絡むか否か?でしかないのですが・・・

実は先日は、ある集まりがあって行ったのですが、そこで質問も受けるわけです。

なんせ初対面の人への紹介にも「ジバイ」が、呪文の様に出てくるものですから。
「杉本先生は、ジバイでは世界一詳しいですよ。○○先生、たしか、なんか悩んでいたんでしょ?」と。

完全に、同業と会うときは慣れっこになった、このくだり。

確かに詳しいのは当たっているかもしれませんが・・・
まぁ、紹介した先生も、僕の勉強会を盛り上がる結果になれば・・・という、気持ちからだとは思うんですけどね。

問題はそこからなんです

体の良い相談先とされるときも少なくありません。

医療関係者・治療家ならプライベートで紹介される際にも
「この人、○○なんだよ」
「え?そうなの!実は最近、△△が調子悪くってさ・・・」
みたく、自分の職場を離れれば、無料相談室代わりにされてしまいかねない、この地団駄を踏みたくなるような感情を起こされるシチュエーション。

そして周りも
「お!折角だから聞いとけ!!」
と、いわゆる生業者から商品を強奪しかねない様な加勢。
多かれ少なかれ、あると思います。

正直な所、私は本業にはしていませんが、勉強会と称してフィーを頂きながら、ググっても出てこないような情報を、これ以上無い形で噛み砕いて説明をしてきている経験を積んでいます。

どうしても、質問事項も出てくるし、予習復習をかねて活用をして欲しいから、書籍(医療従事者のための交通事故取扱説明書:接骨院編)も作りました。

まぁ多少は答えても良いんですが、正直な所、勉強会に来ていない人や書籍も見た事無い人に、交通事故を相談された場合って、回答の幅は物凄く狭いのです。

言うならば、柔整学校入りたての1年生の1学期目の人に、コーレス骨折の整復から固定そして後療までも、その場で説明しろって言うようなもん。

ちなみにその時の相談内容は

・事故受傷者の患者が通院
・最初は保険会社から任意一括請求のTELがあり、こっちに請求しろって話はついていた
・その後、自賠責保険未加入が発覚(任意保険は上記のTELがあったので有効)
・治療を今でもしているが、1ヶ月以上経っても、保険会社は書類すら送ってこない
・既に保険会社は、自賠責保険未加入を知っているはず
・これって払って貰えるの?

でした。

回答は出来ます。
こんな事、珍しくもありませんし、アドバンスコースまで出ている人なら、対処方は朧気でも分かると思います。

私の勉強会は払って貰えるためのセミナーとかではないのですが、事故の本質を突いていますので、払ってもらうというのはあくまで過程にしか過ぎません。

正直・・・それを何にも知らない人に回答するのって・・・大変なんですよ。
だって、職務歴は長くても、基礎が無いのです。
そもそも、医療界の文化としてね。

スキーで、リフトで上級斜面に連れて行ってから、ボーゲンで止まれるくらいでターンも出来ない人に、そこを降りろって・・・無謀でしょ?

ちなみに「払ってもらう」というだけであるなら、簡単なことがそれなりにあります。
しかし、理解して貰わないといけない事って、いくつかあります。

でも・・・なんでその場で、最初からレクチャーして、教えなきゃならないのか?ってどうしてもなりますよ。
だってなによりも、時間とお金をかけてくる受講者に申し分けなくなっちゃうんです。

とりあえず、その場には弟子もいたので、世間話的にサクサクっと
「あれはこれだからさ・・・こうすればいいよね」
「ですね、そもそもがこれこれですしね」
「結局はいつもの感じになるんだよね」
「そうですよね。だって、気付いた時点でもう払う気なんかないでしょうし・・・」
で終わらせました。

ご本人は、消化不良でしょうけど、仕方無いです。

勉強会がある事も伝えましたが、その前に書籍も紹介しています。
書籍に基礎が出ていますからね。

ですが・・・その相談してきた先生からは、未だに書籍購入の動きすらありません。

こういった「要領を得ない」がつきまとう

私が憂うのは、何も無料で回答させようとする事よりも、乱用されること。

経営者であれば、行った施術で入金が無いなんてあり得ないわけです。
ということは、生業として一大事でおきながら、「何とかしなきゃ」という危機感が乏しい。
その乏しいレベルの相談に、ボランティアで付き合わされる、このもどかしさ。

飲んでいるときに、隣の客に腰が痛いと言われて、その場で出来る程度の痛み取ってあげて・・・
終わったら「あぁ~気持ちよかった」といって、座って足を組み出す。
いや、ねじれとかも今回の腰痛の原因と思わしきだから、組むなって言っても「クセなんだよね~」といって、
足を組み替える。
「アンタ上手いね。今までで一番上手だわ。んで、どこでやってんの?マジ腰痛いと仕事にならないからさ。え?保険は摘要できないタイプだから自費になる?じゃ、お金掛かるじゃん。まぁ行けたら行くよ」
コレされているのと同じなんです。

今回の件も「知らないで交通事故を扱っている」という点が否めません。
「どこも教えてくれない」とかの反論ならば、何故自分から学びにいかないのか、理解出来ません。

そもそも経営者って、普通は守りをきちんと固めるために、必至に調べます。
教えて貰うのを待っている経営者なんて、倒産カウントダウンと変わらないわけです。

私は、本気の人には、本気で伝えます。
仕事としてね。

今の世の中、自ら学びを取りに行かないと・・・当たり前ですが、潰れますよ。
その代わり、学び先のレベル吟味は必要ですが。

交通事故セミナーに行って、慰謝料の話とか、弁護士に依頼しろとか、何かしらバックの意図がある場合は
学びでは無く、カモネギが目的ですのでね。
大概が「それはケースによるんですよね」という逃げ回答した場合は、学びは少ないはず。

そういったレベルで、交通事故は学ばないと、イザ事が起きてから何にも出来ないと、お金にまつわる翻弄にくり返され
自分の財が削れて、そのうち患者からの評判も落とす事にもなります。

まとめ

・基礎知識の基準は『医療従事者のための交通事故取扱説明書:接骨院編』に
書いているレベルを知って、やっと基礎

・基礎が無いと、現場での問題には答えたくても、理解が出来ないのが分かるから、
答えようにも出来ない

・そもそも、飲みの場で聞く事って、セミナー後の懇親会以外は難しいでしょ!

・経営者なら覚えるべきは「タダより高いものは無い!!」

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プライムケア 杉本

株式会社プライムケア代表取締役
<国家資格> ・柔道整復師 ・ファイナンシャルプランナー2級技能士 <各資格> ・生命保険・損害保険募集人 ・EK療法士 ・ashibraⓇ認定アドバイザー

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